ニンニクと籾摺りと白石一文さん

夜までに乾燥を終えた籾を乾燥機から出して袋に詰める作業から始めました。排出ボタンを押すと長い筒の先から籾が出てくるのであっという間に米袋がいっぱいになります。軽トラの荷台でどんどん詰めていくと、思っていたより多くてまさに足の踏み場もない状態に。うれしいけど、もう終わってくれ。結局1反分が籾で26袋分ありました。このまま籾で保存します。一日これを運んで回るわけにはいかないので置いといて、田んぼへ。

天日干ししていたもち米の水分をはかってみると、乾燥しすぎてた。サンプル数も少ないし実際どんなもんか分からないけど、昔の人だって感覚でやってたんだろうし、大丈夫。きっと。さて脱穀といきたいところだけど、コンバインの中の、脱穀して選別して貯めて出す部分に、うるち米がないように掃除しないと、もち米に混じってしまう。これがかなり時間がかかります。試行錯誤しながら掃除して、きっと1粒もないと思われる状態に。

ここでいったん畑に行って、遅れに遅れているH田くんとのニンニクの植え付けを終わらせる。11月にはタマネギの植え付けも待ってます。

時間もないし超特急で脱穀。はざからどんどんコンバインに突っ込んでいく。後ろからは藁が出てくるのでそれも溜まらないように。コンバインを次々とはざの脇に移動させていき、奇跡的にノートラブルで脱穀終了。グレンタンクには山のように溜まっている。まさに塵も積もれば山となる。というか機械ってすごい。息をつく間もなく、今度はオーガから排出される籾をまた軽トラの荷台で米袋に詰めていく。コンバインには自動停止がないので、排出クラッチを慎重に。もち米は籾で14袋。もちが何個できるだろう。というか売れるのか?!

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これでようやくすべてのお米が袋に収まりました。予定より1週間以上遅れたけど、ほっと安心。

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稲刈り終了を祝って、ではないけど、天神へ。ブックオカのイベント「書店員ナイト in-福岡 特別企画 作家白石一文氏を囲んで」に参加。白石一文さんの小説は好きで全部読んでいて、考え方もすごく共感できるので楽しみにしていたが、実際トークやその後個人的にお話させてもらったときも、真っ直ぐでやさしくて力強くて。ますます次の作品が楽しみになりました。やっぱ福岡はよかとこばい。

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