黒木町の山村塾のイベントに参加。途中でタマネギ苗を買わなければぎりぎり間に合ってたぐらいの時間で到着できた。炭焼きに関しては全く知識がなかったのでおろおろしながら、炭窯の炭を出し、袋詰めし、新たに薪を入れ、出入り口を塞いでから、火を付けた。穴を塞ぐのに石を並べ、隙間に赤土を練った泥を投げつけて埋めていく。そして木の棒を途中に挟み土で壁を作る。この原始的作業に自分でも驚くぐらい興奮する。
日が暮れるまでは薪割り。手作りの薪割り機械はレバーを上げ下げするだけでジャッキが前後し、薪を押し割る。指一本で動くレバーを上げ下げしているだけなのに木がメキメキ音を立てて裂けるので自分が力持ちになった気分。木の種類によって割れ方も全然違う。割った薪の積み上げ方も習う。斧での薪割りも教わる。映画のように真っ二つに割れることなんて滅多になくて、周りからはがしていくようにしていくものらしい。さもありなん。これが木と森と火と人の関係なんだなぁと実感。
日が暮れてからは火を囲んでシシ肉シイタケ三昧。鍋に入れたり、焼いたり。獣っぽい味がおいしかった。いつ雨が降り出すかと心配していたが星も輝き、寒さもそれほどではなく、木の話、森の話などで盛り上がった。初めてなだけに頭にすーっと入ってきて気持ちいい。2時まで炭窯の火の番をして(ないけど)、小屋で寝た。
◆里山ミニワーク「炭焼き・山仕事」
さぁ炭焼きシーズンの始まりです!
朝から炭窯の中から炭を出し、中に新たな材をいれ、点火。
火が途切れないように、焚き火をしながらバーベキュー、キャンプをします。
星空の下で焚き火を囲んで語りましょう!
翌日は標高700m、ケヤキ林までのぼり、枝打ち除伐で汗を流します。
寒くない、汚れもよい格好で集合です。□日程:2006/11/25(土)~26(日)
□集合:11/25(土)9時半 四季菜館
□解散:11/26(日)16時ごろ
□宿泊場所:炭焼き小屋(もしくは「四季菜館」も可)
□内容:
土曜日・・・炭焼き、火の番キャンプ(焚き火をしながら炭窯の火の番します。)
日曜日・・・山林コース「枝打ち」(ケヤキ林で、防風用に植えていたスギ・ヒノキの枝打ち・除伐をします)
□参加費:一般5,500円、会員4,000円、学生・子供3000円。(1泊4食、保険、通信費)
*日帰り参加費:4歳以上の誰でも1000円(昼食代、保険、通信費)
*日曜日は会員行事なので会員の参加費は無料です。
*交流会の差し入れも大歓迎!です。
□持ち物:汚れてよい服装(長袖、長ズボン、地下足袋または長靴、帽子、軍手)、タオル、着替え、寝巻き、洗面用具、防寒着(標高500mなので、だいぶ冷えます。)、お持ちの方は寝袋
*雨天のときは雨具、長靴。(雨具、長靴は、貸し出しもできますが、お持ちの方はご準備ください。)
□定員:20名(定員になり次第締め切ります。)
□申し込み・問い合わせ:
山村塾事務局 担当:小森耕太
〒834-1222 福岡県八女郡黒木町大字笠原641四季菜館内
TEL 0943-42-2722 FAX 0943-42-3800
Eメール:sannsonn@f2.dion.ne.jp
山村塾HP http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/
□交通手段
【お車の場合】
広川IC、八女ICから17キロ、車で30分。
四季菜館地図↓
http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/sikisaikan.htm
【公共交通機関ご利用の場合】
JR鹿児島本線「羽犬塚駅」下車(博多から50分、910円)→堀川バス「黒木・矢部方面」に乗り換えて黒木営業所下車(約50分、運賃750円)→黒木営業所からはスタッフが送迎します。(約5分 無料)*山村塾は、都市と農山村が一緒になり、環境にやさしい米づくりや豊かな生態系の森づくりを通じて、山村の環境を守るグループです。
*里山ミニワークは、里山でちょこっと働こう!を合言葉に、棚田や里山の保全活動を行うボランティア合宿です