最近むすび庵の農旬会には冬しか貢献できないので、先月に引き続いて今月も関わり隊として月例会を担当しました。
今年は豆と芋が中心になります。自分も山の生活をしていて、冬になって野菜が減ってしまい、何を頼りにしているかというとやっぱり米と豆と芋。現代社会に暮らしているとなかなか実感できないけど、保存がきくということはとてつもなくでかい。
今月はその大豆を使う、豆腐作り。豆腐は保存目的ではない基本的には贅沢品。でも豆がおからと豆乳に分かれ、海の恵みのにがりを入れると即豆腐になって、いろいろと活用できるのが面白い。
当日指導いただく予定のお豆腐屋さんが急遽こられなくなったので、担当者の僕がたった2回の試作を元に進めることになってしまいました。しかも「生絞り」といって大豆に火を通す前に絞って、おからと豆乳に分けてしまうという珍しい方法。お豆腐屋さんが勧めるだけあって、熱くないので絞るのが楽でした。
困ったのが大豆に入れる水とにがりの割合。本を見ても、水の量、にがりの量はまちまち。結局中間点をとってみましたが、予想以上に豆腐になってくれて一安心。お店のような豆腐は無理にしても、意外と簡単に豆腐を作れることが分かってよかったです。300gの乾燥大豆から、おからと1リットルの豆乳か、豆腐が1丁から2丁。安いか高いかどうでしょう。
前日の試作でおからナゲットを作りました。