鶏フン取り

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有機農業で最も過酷な作業、鶏フン取り。それをこのジメジメ蒸し暑い時期にするのはきつい。うちの場合は三瀬村の旅をする木の、卵を産み終わってお肉になっていった鶏のお部屋にたまった鶏フンをいただいています。

最近の自然派な人は、動物性を極端に嫌うけどー、元のエサは植物ですよ・・・当たり前だけど。想像してください、トウモロコシや米ぬかが鶏の体を通って内臓で微生物まみれになって、それが卵や肉を生み出し、そのカスを利用して野菜を育てるってのはかなり効率的ではないですか。動物性を問題にするけど、要はその育て方が問題で、一昔前まで人糞だって有機農家で取り合いになってたぐらいです。あなたのフンは肥料になりますか?したいですか?肉は何倍もの植物が必要になるから食糧問題を考えるとどうなのか論があるけど、逆に言えば何倍もの植物が凝縮されたのがフンなわけです。ま、エサは一部外国産ですがー。そこが地域循環できたらそりゃ最高です。

とはいえ無料の肥料を手に入れられるというのはとてもありがたいことなのです。

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