草花と歌と農業

バスと地下鉄を乗り継いで藤崎駅へ。今日は「農と自然の研究所」の「田んぼの学校 草花に寄り添うフォーラム」。なんじゃそりゃ?ですよね。百姓が集まって畦の草花の勉強をする集まりです。どうやって見分けるのかとか、これは最近見かけないとか、どの花が一番好きかとか、どれがおいしいかとか、そういうことを100人以上の参加者が、昼を挟んで5時間ぐらい話し合う。一銭の得にもならないけど(実はなるようにしてたりもしますが)、そんなことをしている人たちもいるんです。

勉強になったこと。「雑草は人間がつくった」。これは二つの意味があって、概念的には雑草なんて呼ばずに一つ一つ名前で呼んであげれば、雑草なんて一括りにしてしまうことはなくなるということ。もう一つは百姓仕事が雑草の選抜と進化に影響を与えているということ。田んぼと畦という特殊な環境の中で、それだけ長い付き合いなのです。

僕は20数年間、田んぼの美しさやお百姓さんの仕事を知らずに生きてきたけど、今では通りすがりで田んぼを見たり、なんてことはない畦を歩くだけで、その場所に積み重なっている想いを感じて胸がいっぱいになります。とはいっても、夏の畦草刈りを想像しただけですでに少し・・・でも、たわわに実る稲と野菜に対する期待のほうが何倍も大きいです。

畦草刈りをおっくうだと思わない自分でありたいと思うし、畦草刈りを省こうとしなくても成り立つ農業をしなければならないし、その価値(というとなんだか違う気もするが)が分かる人を増やしていきたいと思う。

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