ヤギとブータン

農業関係で知り合った本河さん。高校の先輩ということが判明したのだが、いよいよ政治の世界へ飛び込むらしい。その本河さんから教えていただいたイベント「豊かさのモノサシが「幸福」の国 ~ブータンからのスローライフ&ミュージック」に参加する。

筑豊で夜開催されるということで、せっかくなので前から気になっていた新規就農・有機農業の先輩である川崎町の片桐さん夫妻に連絡を取ってお邪魔することに。筑豊を横断する201号線をひたすら東へ。古野さんのところが道からすぐだったので横を通って畑を見せていただく。そこから全く足を踏み入れたことのない地域へ地図を頼りに進む。信号が少ないのですいすい行き約束の時間に余裕を持って到着。が見あたらない。見渡せばそこらへんの畑にいるのが見つかるでしょうという、すごく味のある待ち合わせをしたのだが、人っ子一人いないので仕方なく一回りしてみる。気になる畑を発見。なんと行っても茄子の支柱がついさっき見てきた師匠である古野さん流。ここだろうなぁと目星を付けて待っていると、荷台にヤギを乗せた軽トラが!正解でした。それにしてもヤギとは、うらやましい。家に上がらせてもらって話を伺ってから畑を見せていただく。夫婦仲良く?いろいろな野菜にチャレンジされていて、田舎暮らしのこと、昔の道具の使い方等々勉強になりました。それにしても田んぼ6反合鴨&手植え&天日干しはすごいです。

イベントは半歩ではあるが踏み出した自分にとっては残念ながら物足りないものだった。運営もお粗末で気分良く時間を過ごしたとは言えない。こんなことをやっているからますます経済至上主義につけ込まれてしまうのではないか、なんてことを考えてしまうことが不幸の始まりではありますが。唯一ブータンの音楽はとても魅力的で、聞きながらガラスの外を眺めていると風に揺れる蜘蛛の巣が水面に見えてきたりして、原始的な音楽への興味がますます高まった。それにしても赤村はすごいところです。真っ暗闇、ご無沙汰していたなぁ。

看板を見つけて思い出した。「ラピュタファーム」。いつか行ってみたい。

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