「九州百姓出会いの会」に初めて参加してきました。
まだ百姓ではないのだけど。
今年は第28回。参加者は30人前後。
多いときは100人ほど集まることもあったとか。
場所は熊本県の御立岬。
福岡市内から下道で5時間ほどかかりました。
ひたすら3号線を南下。
福岡都市圏を一歩出ると
目に付くのは道沿いに立ち並ぶチェーン店と
それらがとぎれると広がる農地。
どんな場所でも人はできるかぎりのことをして
働き、食べ、生活しているのだが
あまりに分かりやすい一極集中、都市化の流れに
ウンザリとしてしまうのは
見方が偏りすぎでしょうか。
出会いの会はそれぞれに濃く魅力的な人たちの集まり。
圧倒されそうになる。
とは言え方々から聞こえる
「俺たちも年取ったなぁ」の声。
確かに僕の上はいきなり40代、ほとんどの人は50以上。
もちろんこれは日本の農業の正しい縮図なのだ。
いろんな問題が指摘され
厳しい現状を改めて確認することになった。
農業の問題はなんだかんだ言っても
やはり社会や国の問題で
そうなると視点が大きくなりすぎたりもするが
結局は足下からやっていくしかない。
パワー溢れる人たちに囲まれ
いろんな価値観を見せつけられたが
ぶれることの無かった自分を信じてやっていこう。
こう思えるのは農業研修の成果だなぁ。